インタビュー

着ぐるみになっても原点を忘れない
歌って踊る乳(にゅう)ミュージシャン
ミルク082のマスコットキャラクター ミルク082くん

[2014/10]


 この季節、農業祭や産業祭などが各地で開かれる。中でも酪農や畜産だけの催しは、同時開催される牛乳・乳製品フェアと畜産フェアが県内唯一だ。元酪農家のミルク082(おやじ)が歌う牛乳の応援歌「乳(にゅう)ミュージック」が毎年ステージを盛り上げ、大人気。

「生産者自らが開くイベントだから、特別な思い入れがあるね。実は昨年、デビューするはずだったのに生憎の雨でお披露目できなかった。今年はその分、思いを込めたステージをお届けします」

 ゆるいマスコットキャラクター「ゆるキャラ」やご当地キャラが大人気だが、ミルク082もマスコットキャラクターを作った。そもそも本人がホルスタイン柄の衣装なのに、さらに着ぐるみ?

「名前はミルク082くんと言います。畜産の生産者、特に酪農家は消費者と会う機会がほとんどない。ミルク082の原点は、酪農家だった自分の思いを自分の歌と言葉で消費者へ直接伝えること。ミルク082くんだって同じ。だから歌うし、おしゃべりもする。だって、中身は本人なんだもん」

 ライブでは歌って踊って、挙句の果てに背中のチャックを開けて本人が現れる。「キャラにあるまじき振る舞い」なんて声が聞こえてきそうだが、人気ばかりが先走るキャラ界にあって、ぶれないミルク082くんは一線を画す存在だろう。

 「これからも地元の物産や観光を盛り上げる使命を忘れず頑張ります。でも人気も気になるよね。動画サイトGyaO!に紹介動画がアップされているので観てね」