クローズアップ

知っていますか?埼玉の畜産

[2013/10]



フェアは、安心・安全で味も抜群の「埼玉の畜産」を食べ尽くす絶好の機会。(写真は昨年のフェア)

 

写真下=会場には試食コーナーも。自分の舌で価値をしっかり味わって(写真は昨年のフェア)

 

牛乳の応援ソングを歌う乳ミュージシャン、ミルク082(おやじ)も登場する(写真は昨年のフェア)

畜産フェア 熊谷で5日開催

 埼玉にも畜産ってあるの?そんな声が聞こえてきそうだが、実は県内の畜産はとても元気だ。彩の国黒豚、彩さい牛、武州和牛などブランドも数々登場しているのが、その証でもある。魅力は抜群の味と安心・安全なこと。今月5日、県内産の畜産物や加工品が熊谷市に集結してフェアが開催される。埼玉の畜産が「暮らしの隣にある」価値を、この機会に味わってみよう。

埼玉って「畜産県」!?暮らしの隣にある価値

 埼玉が全国有数の野菜の産地であることは知られるようになった。ネギやホウレンソウ、サトイモなどが、その代表格。農水省がまとめた都道府県別農業産出額(平成23年)をみると、農業全体でも埼玉は全国17位にランクされている。

 意外に思われるかもしれないが、県内農業産出額の14%を畜産が占めており、産出額は287億円に上る。県がブランド推進品目に掲げる畜産物だけをみても武州和牛、深谷牛、彩さい牛、彩の夢味牛、彩の国黒豚、彩の国地鶏タマシャモ、彩たまごと多彩だ。いずれも餌の配合や育て方、血統、衛生管理や飼育環境、飼育期間などにこだわった一級品だ。

 これら以外にも、県内の畜産物は生産者が手塩にかけて育てており、安心・安全で味も抜群だ。畜産関係者は口を揃えてこう訴える。

「埼玉の畜産は暮らしの隣にあって、とても元気。美味しさや安心・安全の価値を、県内産を選んで食べることで多くの人に知ってほしい」

畜産関係者が総力 牛乳・乳製品フェアも

 今月5日、熊谷市千代の江南総合文化会館「ピピア」駐車場で、「彩の国畜産フェア2013」が開かれる。数ある農業イベントの中で、畜産だけの催しは唯一だ。県内の畜産は、家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザ、原発事故による影響などで受難が続いてきたが、「埼玉の畜産の魅力を知ってもらう貴重な機会を守ろう」と続けてきた。

 主催するのは、全農県本部や県酪農協会、県肉用牛経営者協会、県養豚協会、県養鶏協会、県養蜂協会などの生産者団体や県畜産会などで組織する実行委員会。実行委には県獣医師会や県、熊谷市と市観光協会も参画するなど、畜産関係者がフェア開催に総力を挙げる。

 また、彩の国牛乳・乳製品フェア2013(主催・県牛乳普及協会)も同時開催され、酪農生産者や乳業、牛乳販売関係者も力を注ぐ。

 フェアには県内の畜産物や加工品などが集結して、試食や販売が行われる。生産量がまだまだ少なく、店頭では目にする機会が少ないブランド畜産物を入手する絶好の機会と、フェア開催を楽しみに待っている常連客も多い。会場には牛乳パックのリサイクル工作やクイズ、骨密度測定会、牛乳などの販売コーナーなどもある。

 フェアは午前9時から午後3時まで。入場無料。小雨決行。