平成28年度
ぼくたち・わたしたちから
広げよう エコの輪

 ジュニアエコタイムスはおかげさまで20周年を迎えました。これまで、たくさんの子どもたちが、さまざまな視点で身近な「環境問題」を考えてきました。
 節目の年に集まった新聞は2925点。3418人の子どもたちが新聞づくりに取り組みました。中には、外国の出来事から世界の環境問題に気づき、自分のこととして引き寄せて考えた作品もあって、視点の広さに驚かされました。
 小学生記者がつくった力作をじっくりとご覧ください。
※発表は順不同、作者名は敬称略

埼玉県知事賞
さいたま市立沼影小学校
山田眞子(4年)
■コメント
わが家では、牛乳パックを使って手軽にできるコンポストに取り組んでいます。生ごみが堆肥に生まれかわり、庭の緑が増え様々な生物が命を育みます。これからも身近なエコを実践し、お友達にもエコの輪を広げたいです。

■作品評
牛乳パックからコンポストを作ることをテーマに、家庭から発生するごみがいかに多いかを掘り下げています。また、幅広く行った取材の中から自分の結論を導いています。表題が目を引く大変インパクトのある作品です。



埼玉県教育委員会教育長賞
長瀞町立長瀞第一小学校
阿左美芭玖(6年)・阿左美希悠(2年)
■コメント
ぼくはエコ生活をして、物をかいすぎないこと、本当に必要かどうか考えて買うこと、安さにまどわされないこと、の三つの事が大事だと思いました。この三つを意識して、少しでも地球にやさしい生活をしたいです。

■作品評
モノを大切に使うことをテーマに、様々な生活場面でエコの視点を取り入れて実践しています。また、写真やイラストを使って、分かりやすくまとめています。特に2週間チャレンジした実践は、他の人にとても参考となる資料となっています。



さいたま市長賞
さいたま市立大砂土小学校
荻原 桜(5年)
■コメント
入賞できてとてもうれしいです。「ふろしきエコ」は、身近にある「ふろしき」で簡単に取り組めるものです。普段の生活の中で、みんなが少しずつ意識していけば、きっと大きなエコ活動になると思います。



■作品評
昔ながらのふろしきに着目し、取材や体験を通してわかりやすくふろしきを使ったエコについて説明しています。日常のちょっとした工夫でできるエコを広げたいという想いが伝わってくる素晴らしい新聞です。


さいたま市教育委員会教育長賞
さいたま市立大谷場東小学校
北澤榮大(5年)
■コメント
賞をいただきおどろきましたが、とてもうれしいです。読んでくれる人がエコに興味をもってくれるような内容や構成を考えました。今回のことをきっかけにして、身近にあるエコロジーに気付き、自ら実せんしていきたいです。

■作品評
スーパーマーケットでの取材を基に、レジ袋を使用しないこととエコとの関係について、具体的な例を紹介しながら分かりやすくまとめてあります。一人ひとりの日々の積み重ねが大切であることを伝えてくれる素晴らしい作品です。



エコ計画賞
寄居町立用土小学校
清水心大(5年)
■コメント
受賞を聞いて、とても嬉しかったです。「みどり」の街づくりをしている父の仕事を通して、エコや環境の大切さを再認識できました。元気な地球を未来に届けるために、僕自身も環境に対して関心と意識を高めたいです。

■作品評
お父様の「緑を増やす」仕事について、しっかりと取材され、とても分かりやすく素晴らしい新聞です。また取材だけにとどまらず、ご自身の取り組みにつなげられており、今後のエコ活動に大いに期待します。


埼玉新聞社賞
さいたま市立新開小学校
冨澤美結(5年)
■コメント
私は、普段からじっくり考えて書くことが好きです。読み手に楽しく伝わるように、レイアウトを工夫し、環境年表・十二年史として表現しました。これから先も、日常生活を見直し、未来につながるエコを意識していきたいです。

■作品評
内容、構成いずれも素晴らしい新聞となっています。自身が生まれてからの12年を環境を視点にまとめ、社会の動きもよくとらえています。日々の暮らしのなかで環境についての気づきもよくまとまっています。



優秀賞
■久喜市立青毛小学校
樋上美波(3年)


■鴻巣市立赤見台第一小学校
武江留依(5年)


■鴻巣市立鴻巣東小学校
宮ア遥菜(4年)


■川口市立戸塚南小学校
小林芭詩(5年)


■熊谷市立妻沼小学校
西村美海(5年)




受賞された作品はどれも「エコ」についての調査や報告が、楽しく分かりやすい新聞として表現されていました。誰にでもできる取組をまとめているので、今後ますます「エコの輪」が広がっていくことを期待しています。

埼玉大学教育学部
附属小学校教諭
北川智之

      

学校賞  
さいたま市立大宮別所小学校

鴻巣市立箕田小学校

川口市立芝富士小学校
学校特別賞は、新聞づくりに対する意欲や姿勢、独創的で優れた環境学習の取り組みなどを審査委員会が評価し、表彰するものです。審査の結果、今年は3校が選らばれました。受賞校には表彰状と環境学習助成金が贈られました。

環境学習助成金を有効に使っていただきました。
受賞者が通う小学校及び学校特別賞の受賞校には、株式会社エコ計画から環境学習助成金(総額250万円)が贈られます。
昨年度の助成校から活動報告が届きましたので紹介します。助成金は子どもたちの学習環境の整備や、環境意識を高めるさまざまな取り組みに有効に使われています。


草刈機を購入。大活躍です!
■鴻巣市立馬室小学校



  豊かな自然に囲まれた鴻巣市立馬室小学校は除草作業を「環境タイム」と呼び、全校あげて年7回取り組みます。それでもが作業追いつかないことから、環境学習助成金を活用して大型の草刈機(写真)などを購入しました。時間短縮が進んだほか、取り組みの規模も大きくなりました。また、敷地を囲む柵の修繕なども行いました。