平成29年度
おしえてください
エコのあれこれ

 子どもたちは、何をきっかけに環境問題に関心を持つのでしょうか。小学生記者の作品を読むと、新聞やテレビが伝える出来事や話題から問題点に気づいていることが分かります。さらに、自分の問題として、あるいは身近な問題としてしっかりと引き寄せて考えていることに驚かされます。
 小学生記者があちこち飛び回り、みつけ出したエコ活動のあれこれ。力作をじっくりとご覧ください。
※発表は順不同、作者名は敬称略


埼玉県知事賞
さいたま市新開小学校
冨澤美結(6年)


■コメント
わたしたちの力で、小さな気づきの芽を大きな木に育てていくためには、始める・つなげる・続けることが大切です。高学年として、ジュニア・エコタイムスに2年続けて挑戦したことで、環境保全の意識が高まりました。

■作品評
 四季を通じたエコの取り組みの提案は、発想が豊かでとても斬新です。また、日々の生活の中でのちょっとした工夫を楽しもうというメッセージが分かりやすく表現されていて、自分も何か行動してみようと思わせてくれる作品です。





埼玉県教育委員会教育長賞
鴻巣市立屈巣小学校
針貝 碧(3年)
■コメント
ぼくは、ふだんから生き物や身の回りのことを調べるのが大すきです。エコタイムスに今まで考えたことをまとめられて、自分がとてもうれしいです。ぼくにエコについて教えてくれた方にもよろこびをつたえたいです。

■作品評
真ん中の絵も象徴的ですが、昆虫など生物との触れ合い体験や環境施設の訪問など自らきちんと取材をし、身近なエコロジーを等身大で捉え、低学年層をターゲットに新聞記事として表現した秀逸な作品です。



さいたま市長賞
さいたま市立常盤小学校
村上惺南(4年)・村上煌宙(1年)
■コメント
賞がとれてとてもうれしいです。ぼくは、みかんの皮の線香が、じわじわと煙が出てきてびっくりしました。そこから、みかんの皮もリサイクルできることを知りました。身近な人にも教えてあげたいです。

■作品評
みかんの皮に着目し、日常の生活で使えるさまざまなエコについて、実験を通して分かりやすく紹介しています。捨てればゴミになってしまう物も、工夫次第でいろいろな事に活用できると気づかせてくれる素晴らしい作品です。


さいたま市教育委員会教育長賞
さいたま市立沼影小学校
山田眞子(5年)
■コメント
3年続けて受賞でき、とても嬉しいです。今年はこれまでの我が家のエコ活動を振り返り、お友達にも楽しく伝わるように、エコかるたを作りました。身近なエコを見つめ直し、これからも新しい活動に挑戦していきたいです。

■作品評
温暖化を防ぐためにできることについて、家族で工夫して取り組んだ実践を「エコかるた」にして紹介しています。「かるたを通して、エコの取り組みがもっと広まるように」という思いが伝わる作品です。


エコ計画賞
さいたま市立大砂土小学校
丸山颯太(5年)
■コメント
「浦和駅エコステ」を調べたら、色々な工夫をすることで電力を削減できることが分かりました。みんなが一人ひとり工夫すれば、駅のように電力を大量に削減できると思いました。詳しく教えていただいた浦和駅の駅員の方、ありがとうございました。

■作品評
鉄道のエコ活動に着目し、「エコステ」という環境保全技術を駅に導入する取り組みについて分かりやすくまとめています。大好きな駅の環境活動を、自分の目で確認しながら学んでいる様子が伝わってくる素晴らしい作品です。


埼玉新聞社賞
鴻巣市立鴻巣東小学校
斎藤美和(3年)
■コメント
新しい紙を作るのに、たくさんの水や木を使うので、古紙リサイクルは大事です。古紙リサイクルをすることで、かんきょうにやさしい地球が作れます。これからも紙をむだにしないで大切に使いたいです。


■作品評
伝えたいことが良く分かる素晴らしい新聞となっています。「紙がもったいない」の一文で見事に表現しています。日々の暮らしのなかで、日ごろから環境についての気づきを大切にしていることも分かります。


STOP温暖化賞
鴻巣市立田間宮小学校
鹿釜百瑛(4年)
■コメント
入賞したと聞いてびっくりしましたが、涙が出るほどうれしかったです。便利なくらしが地球温暖化を進めていると知り、自分の生活を見直すとともに他の人にも知ってもらい、みんなで防ごうという気持ちで書きました。

■作品評
私たちのくらしが便利になっていく中で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素をどのくらい出しているのか、施設見学や実験を通じてとても分かりやすく説明しています。自ら温暖化防止に取り組む熱意も十分伝わってきました。



優秀賞
■さいたま市立浦和大里小学校
増田彩乃(5年)


■川口市立上青木南小学校
浜口結衣(4年)


■鴻巣市立鴻巣中央小学校
春田彩花(1年)


■鴻巣市立田間宮小学校
安田奈々子(4年)





どの作品も、自分の生活を出発点にしていて、自分にできることを真剣に考え、真摯に取り組んでいました。インターネットが普及し、情報を得ることは簡単になった現在においても、「まず自分でやってみる」としているところが、環境問題に立ち向かっていく心意気を感じました。そして、「私はこうする!」という気概を、綿密なデータを基に表現されていて、心強い作品ばかりでした。


埼玉大学教育学部附属小学校
矢島弘一

      

学校特別賞  
坂戸市立片柳小学校

新座市立東北小学校

さいたま市立与野八幡小学校
学校特別賞は、新聞づくりに対する意欲や姿勢、独創的で優れた環境学習の取り組みなどを審査委員会が評価し、表彰するものです。審査の結果、今年は3校が選らばれました。受賞校には表彰状と環境学習助成金が贈られました。

環境学習助成金を有効に使っていただきました。
受賞者が通う小学校及び学校特別賞の受賞校には、株式会社エコ計画から環境学習助成金(総額250万円)が贈られます。
昨年度の助成校から活動報告が届きましたので紹介します。助成金は子どもたちの学習環境の整備や、環境意識を高めるさまざまな取り組みに有効に使われています。


アルミ缶の運搬などに大活躍
■鴻巣市立赤見台第一小学校



軽量のアルミフレーム製一輪車と、折りたたみ式のリヤカーなどを購入しました。学校ファームの取り組みや、登校時に回収しているペットボトルキャップやアルミ缶の運搬などに利用しています。集めたキャップはワクチンになり、発展途上国の子どもたちへ。リサイクル活動に取り組むだけでなく、その効果もしっかり学んでいます。